モスバーガーのソースでデートを思い出すのは

モスバーガーが定期的に食べたくなるのはなぜだろう。
私が住んでいた姫路市の大きな通りに、モスバーガーがあった。今の私とは違って食に興味がなくて、いろいろなものが食べたいと思っていなかった子供時代。思春期になり、それはモスバーガーを食べたいという欲求に変わったのを覚えている。
ファストフードではないから、お小遣いで食べられる量は限られていたはず。でも、大いに太った。それでも飽きないハンバーガーレストラン。

今のパートナーと出会い、デートで何度かモスバーガーへ行き、すっかり私の記憶は思春期の味ではなく、デートの味。
結婚して1年は「モスバーガーを自宅で作る」を目標に掲げてモスバーガーソース作りに精を出していた。
ある日、家にいるパートナーと2人でモスバーガーへ行った。デートの時のことを思い出しながら、こんなに長年モスバーガーの店舗に来ていて、初めて食べる気がするモスチキンを選んだ。定番が強いけれど、新しいものも出てくるモスバーガー。

飽きない理由は、出来立ての食感を楽しむからだと思う。他では食べられないフレッシュなソースも、味覚の記憶となっている。
五感は、鮮明に情景やその時の気分を思い出させると私は思う。

だから、私はアナログの手帳が好きだ。

表紙の質感、中の紙の軽さ

ペンの書き味

お気に入りのペンの色

ペンを使う時のキャップを外す音または、ペンの背の部分をスライドさせてペンを出す音

予定を書く。気持ちを、書く。アイデアを描く。
スマホやパソコンでもスケジュール管理はできる。数字管理もできる。

でも、アナログ手帳は、それ以上に今の私にはない何かが、出てくるように思う。
もしもスケジュール管理は必要ない、そんな人もノートに頭の中で考えていることを関連していないことも含めて全て書き出してみて欲しい。頭の中を書き出すだけで、その日スッキリしてアイデアが出てくる事もあるはずだ。全く書くところがない自分の手帳の場合はどうすればいいんだろう、と思う方はまず、単発の講座へ。

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