初期費用を見積もるのは、夢を語ること。

「暮らすって物入りねぇ」

魔女のキキがスーパーで買い物をした時だっただろうか。黒猫のジジに向かって呟く。新しい場所を持つと、それまで気にも留めなかった費用がかかる。

これはプライベートも事業も同じだ。例えば私の場合、物件を借りる時、保証会社に支払う、「保証料」だけで40万円を超えた。物件が大きくなれば、もちろん保証料も多くなる。実店舗や事務所を持つということは、そういうことだ。

目次

  1. 起業を考えるときに調べておきたい3つのこと
  2. 初期費用を調べる

起業を考えるときに調べておきたい3つのこと

起業する時、サロンでも他の事業でも計画をおぼろげでも立てる。この時、最低限調べることは3つ。

・初期費用

・毎月かかる経費

・実務

この全てをどんなふうにとらえるか。私は最初はどれも少なく始めることをお勧めしている。「小さく」始めるのがいい。

サロンなら、おうちサロンや副業での週末起業などを一旦は検討するようお伝えしている。「こぢんまりサロン」だ。もちろん、こぢんまりにもデメリットがある。メリットとデメリットのバランスを考えながら選んでいく道を一緒に考えている。https://note.com/embed/notes/n62ee36f6a30c

起業に勢いは必要だ。とはいえ、無計画に推しすすめていると、資金が底をついて黒字倒産、ということも起こり得る。そうならないために、開業前に3つのことは調べておきたい。

初期費用を調べる

今日は3つのうち、「初期費用」に関して。初期費用を見積もるのは、夢を語ること。調べる3つのうち最も楽しいパートだと思う。

お店や事務所を持つなら、その大きさを元に家賃の計算が必要だから、物件探しをしながら、相場を見極めていく。それ以外のところは夢が詰まっている。

内装、インテリア。照明器具や荷物を入れるカゴ、ペンやバインダー会計時に使用するトレー(カルトン)など、細々したものを含め、全て自分で選べる。

どんなイメージのものを揃えるか。

初期費用を考える前に、まずはイメージを固めることが大事だと私は考えている。だから、最初は金額のことは度返しで、細部までイメージ通りにイラストを描いたり、必要なものを書き出しましょう、とお話ししている。

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何もない部屋に置きたいものが増えていく。具体的に想像すればするほど、楽しい。

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サロンの準備中、インテリアが増えるたびに、写真を撮った。

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準備中の写真はいつかお店の経営に関する本を書こうと思って撮影しておいた。SNSにも掲載し、お店のイメージを共有してもらおうとしていた。当時のいいねの数は1桁だが。

夢膨らむ間必要なものを書き出したら、いくらかかるのか調べる。ネットで買えるものがほとんどなので、調べるのに手間はかからない。予算以上だった場合、どれを削るのか、折り合いをつけていくターンになる。一気に現実に引き戻されるだろう。できうる限り自分の夢を実現するために、重要なところを絞るのだ。「計画の骨幹」に関わってくる。実は最初に考える3つのことは、事業の枠であり、軸に近い側面を持つと思っている。具体的になるまで何度も夢を思い返して、見てほしい。それでも言語化できない場合は、誰かに相談するのも一つの手だ。

次回は、月々にかかる経費の話を書く。マガジンを引き続き楽しんでもらえたらうれしい。【こぢんまりサロン、がいいの絶対的理由】主役力を上げるラジオ – 「 主役力をあげるラジオ 」- オーディオブック | himalaya「 主役力をあげるラジオ 」 全部聞けます。思考の整理をして、「なりたい」に近づくお手伝いをしている北山悠です。 このは.www.himalaya.comLINE Add Friendlin.ee北山悠 – やりたい事が、あふれてくる。一歩進むきっかけづくり。yuukitayama.com

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