優先順位がわからない、のはどちらも大切だから
人はいつから自分が主役だと言うことを忘れるのだろう。
専業主婦だった時、全てのスケジュールが家族で成り立っていた。
パートナーの仕事の日、休みの日。
子どもの行事。
それはそれで幸せだった。
でも、その時「自分でその選択をした」と思っていつつ、どこか他人に決められたこと、と言う感覚があった。
例えば何か約束していても「ごめんなさい。今日突然パートナーが有給取って休むって言ってるから別の日に変更してもいい?」と言う具合に。
本来なら先にした約束を守るものだと思う。
そして、もしもそれをキャンセルするなら、自分がそう決めたと意識してキャンセルすべきだ。
先述の台詞は、もともと主婦同士ならよくある「角の立ちにくい」断り方だ。
「急に用事ができてしまって」では、先方のこの人個人に約束を破られた感が強い。それに比べて、パートナーが家にいるなら出にくくて仕方がない、と言う前提条件が揃っていれば「それは仕方がないわね」となりやすい。
だから、断り方が悪いわけではないと今でも思う。
問題があったとすれば、頭や心の中だ。私の中には「行きたいけど、仕方がない」と言う気持ちが強かった。いつのまにか、他責になっていた。
「パートナーがいるせいで、出かけられない」
「パートナーのせいでお友達との約束を断ることになった」
と言う気持ちが少なからずあったのだ。
それでは、自分の時間を生きることにはならない。
自分で決めないなら、自分が主役のドラマのなんと不安定でテーマのないことか。
「卒業の言葉」
4人の生徒がそれぞれの挫折と学びとそこからの成功体験を語る。長女の卒業式でのワンシーン。
15歳の彼女彼らがする一つ一つの物語は、これから彼らが進学し、大人になっていく中でも大きな体験となるのだろう。
具体的な体験から学び取ったことや感じたことを書く。
それは私が受講生の方にお勧めしているのとほとんど変わらない。
今回発表しなかった生徒にも色々なことがあっただろう。
もしかしたら、挫折や学びはあっても事態が好転せずに終わった物語もあるかもしれない。
それでも、それぞれの人生で、自分が主役だ。
これから大きくなって行く中で、周りと合わせるスキルだけ上げて、主役であった自分たちを忘れないで欲しいと思う。
最初に書いた専業主婦時代、私は「自分の時間を生きる」を意識し始めた。
自分の選択だからこそ、最後まで納得して頑張れる。そう思っているからだ。
その中で自分が何をしたいのか、がよくわからない時もあった。優先順位が決められずにやることが沢山ありすぎて、何一つできない、と言うこともあった。
自分に何が向いているのか、どうやって生かせば良いのか自分の強みとともに考えて動くことが大切だ。明日から自分の強みはなんだろう、と意識して生活してみよう。自分の強みがわからない、と思ったら、ぜひ4月のセミナーに来てください。
自分の生かし方を見つけることができるはずだ。
お申し込みはLINE公式アカウントから。
4月26日 10時から
大阪会場の予定(新型コロナウイルスの感染者数の状況によってオンラインに切り替えます)
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