ゴールテープを切っても倒れないのが、正しい
「うわぁ…あともうちょっとなのに」まだ1歳の我が子が、食事中に寝てしまうことが度々ありました。静かだなぁと思ったら、悪いことをしているか、寝てしまっている時でした。大抵何かを手に持って、遊んでいる途中だったのがうかがえる寝方。
そんな姿を「行き倒れ」と呼んでいました。女子の場合は「白雪姫」と呼んで微笑ましく思ったものです。子供は、自分のエネルギーが切れてしまうまで、遊びます。
大きくなって来ると、試験や発表の場へ向けて全力疾走。その日にピークを持っていくことが大切で、そこで、バテても良いと言う気持ちでいます。私もそう言う毎日を過ごしていたと記憶しています。
でも、大人の毎日は、その次も繋がっていくからピークはあっても、その後も、途切れてしまわないようにすることが大切だと感じています。たまに120%を発揮して倒れてしまうより、常に平均的に70%を出す強さが必要です。
そのために私は自分の身体や、精神面と向き合うようにしています。
もともとは、気力の上下が激しい私は、その上下をフラットに近づける工夫をしています。その一つが、同じ時間に起きる事です。自分の健康的な状態と思考を普段から保つため、と実行しています。休みの日の「睡眠貯金」は脳科学的に意味がないと知ったから。いわゆる「寝貯め」をしない方が実際に休み明けの日が快適です。
身体の調子が良いと、色々なひらめきも出て来ると感じています。そんなひらめきを逃さないため、メモは取っておくようにしています。
正直なところ、私は手帳を活用し始めてから、物忘れがひどくなっています。以前は1ヶ月先、2ヶ月先の事も忘れなかったのです。それが、大抵は手帳を見返すまですっかり忘れています。これはどういうことかというと、脳のメモリを手帳に移動しているような状態です。その分、私は脳を別のことを記憶する、考える、に使えていると感じます。
そんな状態になると、「こんな事したい!」がどんどん溢れてきますし、出てきたものをどんな風に実行するか、のアイデアも出てきやすくなります。私の毎日は、それを忘れないためにまた、手帳に書き留める、の繰り返しです。
手帳は何もスケジュールを管理するだけのものではありません。是非、色々書いてみてください。やり方をもっと知りたい、そう思う方は手帳活用講座をお申し込みください。